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不動産知識⑱ 一戸建て注文住宅 注文住宅の土地選び:将来性を見据えた判断基準

注文住宅

注文住宅とは、施主(購入者)の希望に合わせて間取り、外観、設備、素材などを自由に設計して建てる新築住宅のことです。

建売住宅や分譲住宅とは異なり、自分の理想的な家を叶えられるのが特徴です。

注文住宅の土地選び

戸建ての注文住宅の土地選びでは、日当たりや風通し、水はけ、駐車のしやすさ、騒音、法令上の制限など、さまざまな条件を考慮します。

また、近隣の環境や自治体サービスの充実度、自然の豊かさなども重視する人が多いようです。

土地選びのポイント

土地選びのポイントとしては、次のようなものがあります。

・予算内で希望する家を建てるため、予算 → ハウスメーカー → 土地の順に検討する

・土地を先に購入すると、資金計画や施工プランとの折り合いがつかず、希望の家が建たなくなる可能性がある

・土地探しにかかる平均期間は4〜12か月程度

土地の探し方

土地を探すには、次のような方法があります。

・不動産会社に依頼する

・現場に足を運んで探す

・インターネットや情報誌で探す

・土地検索サイトを利用する

・ハウスメーカーに依頼する

将来性を見据えた判断基準

注文住宅を選ぶ際の判断基準には、予算、土地、建物、住宅性能、外観や内装などがあります。

また、購入するタイミングを決めるには、年齢や年収、貯蓄額、ライフイベント、社会情勢なども考慮する必要があります。

基準例

注文住宅を選ぶ際の判断基準の例

・価格帯が予算に合っているか

・住宅性能が高いか、低いか

・家の外観や内装の雰囲気が好きか

・どのような工法、構造を採用しているか

・営業マンがしっかりしているか

・交通アクセスの利便性

・周辺環境の快適性

・子育ての環境や学区

・治安や土地の安全性

まとめ

注文住宅では自由度が高い分、予算オーバーを避けるために優先順位をきちんと定めておくことが大切です。

また、注文住宅で将来性を見据えた判断基準としては、長期優良住宅の認定基準を満たすことが挙げられます。

長期優良住宅は、数世代にわたって住み続けることができる住宅として、住宅ローン減税などの優遇措置があります。

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