
注文住宅
注文住宅とは、施主(購入者)の希望に合わせて間取り、外観、設備、素材などを自由に設計して建てる新築住宅のことです。
建売住宅や分譲住宅とは異なり、自分の理想的な家を叶えられるのが特徴です。
注文住宅の土地選び
戸建ての注文住宅の土地選びでは、日当たりや風通し、水はけ、駐車のしやすさ、騒音、法令上の制限など、さまざまな条件を考慮します。
また、近隣の環境や自治体サービスの充実度、自然の豊かさなども重視する人が多いようです。
土地選びのポイント
土地選びのポイントとしては、次のようなものがあります。
・予算内で希望する家を建てるため、予算 → ハウスメーカー → 土地の順に検討する
・土地を先に購入すると、資金計画や施工プランとの折り合いがつかず、希望の家が建たなくなる可能性がある
・土地探しにかかる平均期間は4〜12か月程度
土地の探し方
土地を探すには、次のような方法があります。
・不動産会社に依頼する
・現場に足を運んで探す
・インターネットや情報誌で探す
・土地検索サイトを利用する
・ハウスメーカーに依頼する
将来性を見据えた判断基準
注文住宅を選ぶ際の判断基準には、予算、土地、建物、住宅性能、外観や内装などがあります。
また、購入するタイミングを決めるには、年齢や年収、貯蓄額、ライフイベント、社会情勢なども考慮する必要があります。
基準例
注文住宅を選ぶ際の判断基準の例
・価格帯が予算に合っているか
・住宅性能が高いか、低いか
・家の外観や内装の雰囲気が好きか
・どのような工法、構造を採用しているか
・営業マンがしっかりしているか
・交通アクセスの利便性
・周辺環境の快適性
・子育ての環境や学区
・治安や土地の安全性
まとめ
注文住宅では自由度が高い分、予算オーバーを避けるために優先順位をきちんと定めておくことが大切です。
また、注文住宅で将来性を見据えた判断基準としては、長期優良住宅の認定基準を満たすことが挙げられます。
長期優良住宅は、数世代にわたって住み続けることができる住宅として、住宅ローン減税などの優遇措置があります。