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不動産知識⑲ 建築コストの内訳:予算配分のベストプラクティス

建築コストの内訳

注文住宅の建築コストとは、注文住宅を建てるために必要な費用を指します。

建築費や工事費とも呼ばれます。

注文住宅の建築コストには、本体工事費、付帯工事費、諸費用などが含まれます。

【本体工事費】

建物の構造や内外装、住宅設備などの建物全体にかかる費用

基礎工事、配線・配管、窓の取り付け、キッチンやお風呂などの住宅設備の設置など

【付帯工事費】

本体工事費以外に必要な工事の費用

照明やエアコンなどのインテリアの取り付け工事費、ガス管や水道管を引き込むための費用など

【諸費用】

土地売買の仲介手数料、登録免許税、住宅ローンに関する手数料など

注文住宅の建築コストは、住宅の質やデザイン、使用する材料によって大きく変わります。

予算配分のベストプラクティス

注文住宅の建築予算配分とは、注文住宅を建てるための総予算を土地代と建築費にどのように配分するかを指します。

注意点

注文住宅の予算配分を考える際は、次のような点に注意しましょう。

・土地代と建築費のバランスを考慮する

・諸費用も予算計画に含める

・負担費用に対してのリターンを考える

予算の配分例

注文住宅の予算配分の一例としては、次のようなものがあります。

・土地代が25~30%、建築費が70~75%

・土地代が3~4割、建築費が6~7割

また、土地代と建築費の予算配分を考える際は、総予算を最初に決めることが大切です。

総予算が決まっていないと、土地と住宅の適正配分が分からないためです。

まとめ

注文住宅の建築コストの予算配分では「土地代」と「建築費」にそれぞれいくらかけるかを考えることが大切です。

 また、ここで忘れてはいけないのが「諸費用」にいくらかかるか計算することです。 

一般的に諸費用は、土地代と建築費の合計の10%が相場とされています。

注文住宅を建築する際は、専門の業者へ相談をし、計画的に進めることが重要といえるでしょう。

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