
マンション購入のベストタイミング
マンション購入のベストタイミングは、価格相場やローン金利、ライフスタイル、年齢など、さまざまな要素を考慮して決める必要があります。
1. 価格相場やローン金利
価格相場が安いとき、ローン金利が低いときがよいでしょう。
新築マンションは12月~3月が狙い目です。
2. ライフスタイル
子どもが生まれたとき、入園・入学するとき、結婚したとき、退職前後のタイミングなどがよいでしょう。
ライフスタイルが変化するときもよいでしょう。
3. 年齢
30代から40代は給与が増え始め、生活に余裕が出やすい年代です。
50代以降は老後の生活を見据えて住宅購入を考える人も増えてきます。
4. 不動産の繁忙期
不動産業界では、1~3月を繁忙期と呼び、中古マンションが最も売れる時期です。
3月~4月は卒業や入学、就職等の節目がくる関係で、物件探しを行う人が多くなります。
マンションの購入相場
マンションの購入相場は、不動産ポータルサイトや不動産取引情報サイト、国土交通省のシステムなどから調べることができます。
また、成約価格や市況を比較することで、相場をより把握しやすくなります。
マンションの相場を調べる方法には、次のようなものがあります。
・不動産ポータルサイトで販売価格を調べる
・レインズマーケットインフォメーションで成約価格を調べる
・土地総合情報システムで取引価格や地価公示を確認する
・東京カンテイ 市況レポートで市況を調べる
・不動産情報ライブラリで取引価格や都道府県地価調査の価格を確認する
また、購入判断の目安として、物件価格に対して、その物件を賃貸した際の家賃の200倍を基準にする「200倍の法則」もあります。
マンションの相場を調べる際は、次のような点に注意しましょう。
・成約価格は販売価格よりも安くなるケースがある
・成約当時の市況と現在の市況を比較する
・地価の上昇地点が増加傾向にあるエリアやその近隣にあるマンションは価格が上昇傾向にある
相場の見極め方
マンション購入を見極めるには、次のようなポイントがあります。
・価格や間取り、最寄り駅からの時間など、重視するポイントを確認する
・周辺環境や管理状況、耐震性などをチェックする
・住宅ローンや管理費などの支払いが可能か確認する
・景気動向やライフプランを考慮する
・信頼できる不動産会社を選ぶ
まとめ
中古マンションを購入する場合は、修繕履歴や計画、積立金の状況も確認しておきましょう。
売主や管理組合が修繕積立金を滞納していると、買った人に支払い責任が生じる可能性があります。