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不動産知識⑨ リノベーション実践ガイド:費用対効果の高い改修

リノベーション実践ガイド

中古マンションのリノベーションには、大規模な工事を行うフルリノベーションや、水回りだけなどの部分的なリノベーションなどがあります。

リノベーションの目的は、建物の性能や価値を高め、住環境を改善することです。

実践ガイド

リノベーションの実践ガイドとしては、次のような情報が参考になります。

・フルリノベーションの時期は、外壁や屋根、水回り設備などに劣化が生じる築10~15年頃が目安

・リノベーションの費用相場は、マンションで1㎡あたり15万円~20万円程度

・リノベーションの設計期間は1~2ヶ月、工事期間は2~3ヶ月程度が目安

・リノベーション費用を抑えたい場合は、部分的なリノベーションや、使用する設備や建材のグレードを落とすなどの方法がある

・補助金などの制度を利用することも可能

リノベーションでは、内装や水回りのほか、耐震補強や間取り変更など、現代のライフスタイルに合わせた工事を行います。

費用対効果の高い改修

中古マンションで費用対効果の高い改修には、壁紙の交換や給湯器の交換などがあります。

1. 壁紙の交換

・汚れや黄ばみがあれば交換を検討

・一般的なワンルームであれば、アクセントクロスにすることで印象アップが図れる

2. 給湯器の交換

・耐用年数は10~15年程度が目安

・耐用年数を超えて使用すると急な故障も考えられるため、早めに交換を検討

まとめ

中古マンションのリノベーションは、市場のニーズに合わせた物件開発が可能な点でメリットがあります。

リフォームとリノベーションでは、どちらも住宅の改修工事ですが、目的や規模、工事期間などが異なります。

以下のように、リフォームとリノベーションの違いを理解したうえで、検討して進めることが重要といえるでしょう。

【リフォーム】

老朽化した居住設備を新築に近い状態に回復させる改修のこと

【リノベーション】

既存の建物に改修工事を行い、住まいの性能や資産価値を現状よりも高めること

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