
売却査定の受け方
不動産の売却査定を受けるには、不動産会社や不動産鑑定士に依頼します。査定には、AI査定(匿名査定)、机上査定(簡易査定)、訪問査定 の3種類があり、売却の意思が固まった段階で依頼するとよいでしょう。
査定を受ける前に、希望の売却価格と時期を決めておくことが大切です。
また、複数の不動産会社に依頼して査定表を比較することもおすすめします。
査定の流れ
査定を受ける流れは、次のとおりです。
① 相場調査やローン残債の確認など、事前準備をする
② 必要書類を準備する
③ 査定を依頼する
④ 査定の訪問日時の調整をする
⑤ 現地調査を行う
⑥ 査定結果を受け取る
査定方法
査定を受ける際に必要な書類は、査定方法や不動産の種類によって異なります。
・AI査定(匿名査定)︰所有不動産の基本情報資料
・机上査定(簡易査定):登記事項証明書、測量図や公図、建物の図面など
・訪問査定:登記識別情報または権利証、身分証、実印、印鑑証明、固定資産税納税通知書など
・マンションの場合︰管理規約や維持費、管理費、修繕積立金に関する書類も必要
高額査定を引き出すコツ
不動産売却で高額査定を引き出すには、複数の不動産会社に査定を依頼して比較したり、不動産一括査定サイトを利用したりする方法があります。
1. 複数の不動産会社に査定を依頼する
・査定額や査定の根拠を比較して、正当性を確認する
・納得できる査定額を出した不動産会社に依頼する
2. 不動産一括査定サイトを利用する
・ネット上で物件情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に一括して査定依頼できる
・不動産会社同士を競争させられるため、高い査定額を提示してもらえる
価格決めのポイント
不動産の価格を決めるポイントには、次のようなものがあります。
・築年数
・立地条件と周辺環境
・方角と階数
・リフォームの有無
・大規模修繕工事の実施状況
会社選び
信頼できる不動産会社を選ぶポイントとしては、次のようなものがあります。
・査定根拠をしっかり説明してくれる
・希望条件など、話をじっくり聞いてくれる
・売却件数が多い
・販売戦略を具体的に提案してくれる
・専門知識が豊富
・担当者が信頼できる
まとめ
不動産を売却する際には、適正な価格で売り出すことが大切です。
査定額が高すぎる場合、売却に時間がかかったり、相場以下で売却せざるを得なくなったりする可能性があります。
不動産の査定額を比較するには、複数の不動産会社に査定を依頼するのがよいでしょう。
査定額を比較することで、より高い査定額を付けてくれる不動産会社がわかります。