
売却検討者向け準備
売却時必要書類
不動産を売却する際に必要な書類には、次のようなものがあります。
・本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)
・住民票
・実印
・印鑑証明書
・登記済権利証(または登記識別情報)
・固定資産税納税通知書(または固定資産税評価証明書)
・建築確認済証、検査済証
・地積測量図、境界確認書
・マンションの利用規約、使用細則
・住宅ローンの残高証明書
また、土地を売却する場合は、確定申告書第一表、第三表、譲渡所得の内訳書、土地の登記事項証明書なども必要になります。
これらの書類は、査定依頼や引渡し、確定申告の際に必要になります。
準備から完了までの流れ
不動産の売却手続きの流れは、次のとおりです。
① 相場を調べる
② 不動産会社に売却の相談を行う
③ 不動産会社に査定を依頼する
④ 媒介契約を締結する
⑤ 不動産会社が買い手募集を始める
⑥ 買主と売買契約を締結する
⑦ 不動産物件の引渡し・決済を行う
⑧ 確定申告を行う
売却代金は、引き渡し時に全額受領します。
不動産の売却にかかる期間は、一般的に1~3か月程度ですが、物件の状態や手続きによっては5~6か月かかることもあります。
注意点
不動産の売却にあたっては、次の点に注意しましょう。
・無計画に売り出さない
・不動産会社を比較検討する
・査定額のみで不動産会社を決めない
・不動産会社に相談せずリフォーム、解体を行わない
・住宅ローンを組んでいる場合は不動産会社に相談する
・媒介契約の内容を理解する
まとめ
不動産を売却する際は、各種手続きや多数の書類が必要となります。
売却する前に、専門の業者へ相談しあらかじめ準備することが大切です。
また、いつまでに、どのくらいの価格で売りたいかといった希望を明確にしておきましょう。