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購入検討者向けの資金計画
不動産購入の資金計画とは、住宅の購入に必要な資金を調達し、支払っていくための計画です。
資金計画のステップとしては、次のようなものがあります。
① 現在の家計を把握する
② 自己資金(頭金)を決める
③ 住宅ローンの借入額を決める
④ 購入後のランニングコストを考慮する
資金計画を立てる際は、家計に無理のない資金計画を心がけましょう。
資金計画を立てるには、不動産会社や金融機関のスタッフに相談することもできます。
住宅ローン選びのコツ
不動産購入時に住宅ローンを選ぶ際は、金利や返済方法、借入可能金額など、さまざまな要素を考慮しましょう。
1. 金利
・金利が低いローンでも、返済中に金利や返済額が上がる可能性があるため、金利タイプを確認する
・変動金利型の場合は、元金均等返済で契約するとリスクを小さく抑えることができる
2. 返済方法
・毎月の返済額が家計に直結するため、元利均等返済を選択するケースが多い
・元金均等返済を選択したい場合は、金融機関が取り扱っているか確認する
3. 借入可能金額
・年収に占める年間返済額の割合である「返済負担率」が目安となる
・多くの金融機関のホームページでは、年収や希望する借入期間を入力すると借入可能金額が算出できるシミュレーションが提供されている
4. 住宅ローンの種類
・フラット35(住宅金融支援機構が提供する長期固定金利型住宅ローン)
・民間金融機関による「民間ローン」
・財形貯蓄をしている人対象の「財形融資」
などがある
また、住宅ローン選びでは、金融機関やファイナンシャルプランナー、住宅メーカー・不動産会社の担当者などに相談することも検討しましょう。
タイプ別の特徴
不動産購入のタイプには、次のようなものがあります。
マンション、戸建て、土地、投資用、 規格型住宅。
また、不動産の取引態様には「仲介」「売主」「代理」の3種類があります。
特徴事例
不動産購入のタイプ別の特徴としては、次のようなものがあります。
・規格型住宅:施工会社が用意した設備や建材、間取りのパターンから好みのものを選ぶ注文住宅
・マンション:鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造など堅固な集合住宅
・アパート:マンション以外の集合住宅
不動産の取引には、自ら土地を所有する権利や所有者から借りる権利が発生します。この権利形態は、契約によって決まります。
まとめ
不動産購入の資金計画では、不動産の購入に必要となる資金の調達・支払い・返済する計画を立てることが重要です。
資金計画を立てるには、自己資金や住宅ローンの借入額、購入後の中長期的な収入と支出を算出して、ランニングコストなどを考慮し適切な購入予算を決める必要があります。
住宅ローンを組む場合は審査で確認される返済比率や自己資金の金額を確認し、家族からの援助等がある場合は、早めに営業担当者に相談しましょう。
また、資金計画の目的は、物件を購入するだけでなく、自分や家族のライフプランを実現することも大切といえます。