
将来の売却を見据えた建売住宅選び
将来の売却を見据えた建売住宅選びでは、住宅の資産価値や立地条件、住宅性能などを確認することがポイントです。
1. 資産価値
・住宅の資産価値は、立地条件や建物の性能、状態などによって変動する
・将来いくらで売れるかという資産価値の把握
・住宅性能評価書などの紙面で、住宅の性能を確認する
2. 立地条件
・地元で開発計画やインフラ整備の計画がないかを確認する
・駅から徒歩5分以内の物件は、築年数が古くても売却しやすい物件が多い
3. 住宅性能
・住宅性能評価(表示)が、住宅の品質を等級や数値で表示する重要な要素となる
・シンプルでリフォームしやすい構造の住宅を選択すると、希望通りの価格での売却が見込める可能性がある
建売住宅を購入する際は、土地や建物、建築会社などのさまざまな点に注意する必要があります。
購入の懸念点
次のような建売住宅は購入を避けるのがよいでしょう。
・地盤が弱い
・災害リスクの高いエリアにある
・建物が傾いている
・断熱性能が低い
・漏水や雨漏りの形跡がある
・点検口がない
・建物や設備に関する書類が揃っていない
・価格が見合っていない
・間取りが不自由
・低品質の材料が使われている
注意点
また、建売住宅を購入する際は、次のような点にも注意しましょう。
・ハザードマップなどで土地の情報を収集する
・気になる建売住宅を何度か下見する
・相場より大きく価格の安い建売住宅は購入しない
・不良があったらすぐに建築会社へ連絡する
まとめ
将来の売却を見据えた建売住宅選びでは、住宅の資産価値や立地条件、住宅性能などを確認することが重要です。
事前に建築会社や施工実績、口コミなどを確認することも大切といえます。
また、信頼できる不動産会社や住宅メーカーの意見を参考にすることもよいでしょう。