
物件選び
物件内見時のチェックリスト
不動産購入の際、物件内見時のチェックリストとは、物件の状況を確認するために作成するリストです。
建物の構造や設備の状態、リフォームの履歴、近隣環境など、生活する上で快適さを確保するための情報を確認します。
チェックリスト項目
チェックリストには、次のような項目が含まれます。
・内装の傷や汚れ
・建具の開閉の状況
・水圧や水漏れの状況
・バルコニーの排水溝や排水管の状況
・部屋の寸法
・コンセントの位置と数
・収納スペースの広さ
・陽当たりや眺望
・騒音の状況
・導線や収納の状況
また、雨漏りやシロアリの有無も確認しましょう。
内見時には、宅地建物取引士や建築のプロに同行を依頼すると、見落としがちな部分をチェックしてもらうことができます。
見落としがちなポイント
不動産購入で見落としがちなポイントは、周辺環境や交通アクセス、重要事項説明書の内容などです。
1. 周辺環境
・騒音や治安の悪化など、環境の悪化が予測される場合は価値が下がる可能性がある
・犯罪率や地域の評判をチェックすることで、安心して暮らせる場所かどうかを判断できる
・地域コミュニティの活発さも重要で、友好関係を築くことで安全性も向上する
2. 交通アクセス
・新しい駅が開業予定である、バイパスの建設が計画されているなど、交通の利便性が向上するような計画がないかを確認する
3. 重要事項説明書
・契約に関わる重要な事柄が記載されており、売買契約に署名・押印をすると、重要事項説明書の内容についてもすべて確認・了承したとみなされる
・記載内容は必ず隅々まで目を通し、見落としや確認漏れがないようにする
まとめ
不動産購入の内見では、室内の設備や間取り、周辺環境などさまざまなポイントを確認します。
内見の際には、動きやすい服装や靴、メモ帳やメジャーなどの持ち物を用意しましょう。