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目的別情報⑭ 引き渡しまでの段階取り:期間別のチェックポイント

引き渡しまでの段階取り

不動産購入の契約から引き渡しまでの段階は、次のとおりです。

① 購入の申込みをする

② 住宅ローンの仮審査を受ける

③ ホームインスペクションを依頼する

④ 重要事項説明や契約書の内容を確認する

⑤ 売買契約を締結する

⑥ 手付金の支払

⑦ 住宅ローンを申し込む

⑧ 残金の支払

⑨ 物件引渡し

不動産の引き渡しまでの期間は、物件の状態や双方の合意によって異なります。

新築物件やリフォーム中の物件では、完成までに時間がかかるため、引き渡しまで6か月以上かかる場合もあります。

期間別のチェックポイント

不動産の引き渡し期間には、必要書類の準備や融資の手続き、登記手続きなど、さまざまな作業が含まれます。

チェックポイント

引き渡し期間のチェックポイントとしては、次のようなものがあります。

・契約書で定められた引き渡し日を確認する

・契約どおりに引き渡せない場合の対策を検討する

・引き渡し期日を延長する場合は覚書を作成する

・引き渡し手続きには通常1~2時間程度かかることを考慮する

引き渡し期間

引き渡し期間は、物件の状況や手続きによって異なります。

例としましては、以下のとおりです。

・土地の契約︰引き渡しまでの期間は2~3か月程度

・中古住宅の契約︰引き渡しまでの期間は1~3か月程度

・注文住宅の契約︰引き渡しまでの期間は6~10か月程度

一般的に、土地探しからのトータルで1~1年半程度が目安となります。

まとめ

不動産購入の引き渡しには、必要書類の準備、残金や諸費用の精算、登記手続きが完了しているか等、さまざまな注意点があります。

また、土地からの契約なのか、新築・中古住宅なのか、対象にケースによってチェックポイントが異なります。

境界がはっきりしていない一戸建てや土地の購入時には、境界を明示する必要があります。

事前に専門の業者へ相談することが望ましいでしょう。

なお、引き渡しには、売主・買主・不動産会社・金融機関担当者・司法書士などの関係者が集まりますので、あらかじめ段取りの確認が必要です。

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