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目的別情報⑬ 手付金の意味と相場:取引の流れを理解する

手付金の意味と相場

不動産購入における手付金とは、売買契約の成立の証拠として買主が売主に支払うお金です。

手付金は、契約の成立を担保する役割があり、一般的には売買代金の5~10%が相場です。

手付金の役割

手付金の役割としては、次のようなものがあります。

・契約の成立を担保する

・物件購入の意思を強くアピールする

・解約手付として扱われる

手付金の相場

手付金の相場は、次のとおりです。

・売買代金の5~10%が一般的

・売主が不動産会社の場合は、売買代金の20%が上限

・売主と買主の当事者双方が納得する金額で決まる

注意点

手付金の注意点としては、以外のようなことが考えられます。

・手付金を安くしすぎると、買主や売主が契約を気軽にキャンセルしやすくなる

・手付金を高くしすぎると、契約をキャンセルしにくくなる

・売主が不動産会社の場合は、消費者保護の観点から売買代金の20%が上限と宅地建物取引業法で定められている

取引の流れを理解する

不動産購入の契約の流れは、次のとおりです。

① 購入の相談・資金計画

② 物件の紹介(見学)

③ 購入申込み・条件・価格交渉・住宅ローン等事前審査

④ 不動産売買契約の締結

⑤ 住宅ローンの申込み・締結

⑥ 残代金の支払い・物件の引渡し

⑦ 確定申告

不動産購入時に支払う諸費用には、印紙税、登録免許税、不動産取得税などがあります。

まとめ

不動産購入の契約時には、契約内容の確認が必要となります。

また、手付金などの費用もあらかじめ考慮し資金計画を組むことも重要です。

事前に取引の流れを理解し、不明な内容や気になる点は、専門の業者へ相談のうえで進めることが望ましいでしょう。

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