
不動産の相場情報は、次のような方法で収集できます。
・国土交通省が公表している「地価公示」「不動産価格指数」「都道府県地価調査」などを参考にする
・実際の売買取引価格や売り出し価格から調べる
・新聞の折り込み広告や投げ込みチラシ、住宅情報誌などの広告チラシを利用する
・不動産一括査定サービスを利用する
不動産の相場情報
具体的には、次のような方法があります。
1. 国土交通省の公表情報
「地価公示」「不動産価格指数」「都道府県地価調査」などを参考にする
2. レインズ・マーケット・インフォメーション
国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営するサイトで、直近1年間の取引価格や市場動向を確認できる
3. 土地総合情報システム
国土交通省が運営するサイトで、不動産取引を実際に行った人を対象に実施したアンケート結果をデータベース化した情報を確認できる
4. 購入者向けの物件検索サイト
自分の物件に条件の近い物件がいくらで売り出されているか確認できる
5. 新聞の折り込み広告や投げ込みチラシ、住宅情報誌
どんな物件がどのくらいの価格で流通しているのか、相場観を養うのにも便利
6. 不動産一括査定サービス
複数の不動産会社に同時に査定を依頼できるサービス
不動産の相場価格は、地域や不動産の状態によって異なります。
立地や築年数、修繕履歴、周辺物件の取引価格、社会情勢などが影響します。
不動産情報の活用法
不動産情報には、次のような活用法があります。
・不動産情報ライブラリを利用して、不動産取引に関する情報を地図上で確認する
・不動産登記情報を活用して、不動産におけるイベントが発生したことを把握する
・APIを利用して、公開されているデータに他の情報を追加してマップ上で表現する
国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」は、不動産取引の際に参考となる情報を地図上で確認できるサービスです。
不動産取引に関する情報には、価格、周辺施設、防災、都市計画などがあり、ニーズに合わせて複数のテーマを選択して重ね合わせて表示することができます。
不動産情報ライブラリは、賃貸営業の業務効率化や顧客満足度の向上に役立ちます。物件の内見時や顧客との商談中にも、周辺環境や防災情報をその場で確認し、迅速に提案することができます。
まとめ
また、不動産登記情報を提供するサービスを利用することで、相続・遺贈・差し押さえなど不動産におけるイベントが発生したことがすぐに把握できます。